ドヤ氏

超能力研究部の3人のドヤ氏のレビュー・感想・評価

超能力研究部の3人(2014年製作の映画)
4.0
公開時劇場で観て以来2回目の鑑賞。

自分が乃木坂ファンということもありますが、そもそもこの作品の構成自体がかなり評価が難しく点数に迷いました。

というのも、この作品は乃木坂メンバー3人のメイキング風のモキュメンタリーの中に「超能力研究部の3人」という劇中劇(良い意味で陳腐)が入り込んでいるという、なんとも説明しづらい(自分でも合ってるのかわからない)実験的であり、かなりトリッキーな構成。

「アイドルとしての3人」
「女優としての3人」
「素の人間としての3人」

がそれぞれグレーに滲みながらシームレスに揺れ動くため、初めて観たときは本当にドキュメンタリーの部分があるんじゃないかとすら思いました。というか、今でも若干わからないシーンがあります。

結局、アイドルってなにがホントでなにがウソなのかわからないモンだし、女優だって全部が全部演技とも限らないわけですよね。だからこそ自分はアイドルも映画も好きなわけで、そこに人間らしさを感じるんです。

…とか語り出したらキリがないです。笑

まあこの作品は乃木坂ファンより映画好きのみなさんと語り合いたいかも。意外に考察の深められる映画という印象。
やはりアイドルをキャスティングするなら山下監督です!!

中盤、統括マネ舟木と山下監督の口論→マジ○チ秋元真夏ヲタ登場という名シーンがあるのですが、爆笑必至ですwwww
ドヤ氏

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