DVD化されてないのがなんとも勿体無い珍作
山下監督のキャリアのなかでも最も実験的な作品がアイドル映画ってのも面白いなぁ
映画に挑戦することになった乃木坂46のメンバー3人
その映画とは超能力研究部の3人が同級生の男の子が宇宙人だとしり宇宙に帰らせてあげるために奮闘するというストーリー
演技初心者の3人は監督のダメ出しに涙したり悩みながらも女優としてアイドルとして成長していく
ホラーやモンスター、バイオレンスじゃないフェイクドキュメンタリー初めてかも?(「超・悪人」も青春映画っちゃあ青春映画か?)
最初は
あれ?間違ってメイキングでも観てる?
なんて思っちゃいましたが紛れも無い本編
実際に彼女達は演技初心者ですよね?
これはどこまでが演技でどこまでがリアルなのか?フェイクじゃなくてメイキングをそのまま映画化しちゃったんじゃないか?
って思うくらい3人とも自然な演技でした
いちおう真面目な成長のドラマなんですがフェイクドキュメントらしい笑いどころもあります
特に演技でのキスがOKかNGかのくだりはめさめさ面白かった
マネージャーでは判断できずさらに上のマネージャーが出てくるんですがね…
こいつがウザい!っていうか完全に笑かせにきている!
そりゃあ山下監督も過呼吸なりますわ
その後に怖い展開?とかもあってワクワクしたなぁ
彼女達が涙したり喧嘩したりするシーンでは観ているこっちまでアタフタしたり
仲直りして笑顔をみせると無い胸をホッと撫で下ろしたり
非常によく出来たフェイクドキュメンタリーでさすが山下監督ってなもんでして(山下監督が過去に撮ったフェイクドキュメンタリー「めちゃ怖」シリーズなんかは全くハマらなかったが…)
何より生田役の生田さんがめさめさ可愛かったんと橋本役の橋本さんがめさめさキレイやったんが評価を底上げしております