このシリーズの世界観というか、制作の姿勢が明確になってきた感じがします。
1作目は、コメディなんだかシリアスなんだか中途半端だったけど、…もっとも、その中途半端さが不思議な魅力にもなってたんですが…本作からは、かなりコメディ寄りになってきている感じがします。
例によって「家族」がキーワードだけど、登場人物が次々に無差別にサメにやられちゃうところがいいですね。
それも、脈絡なく。
もしかして、出演者は「サメに食われる役」というのを楽しんでいるんじゃないでしょうか。
映画に出てるっていうよりも、イベントに参加して楽しんでいるという感じ。
シャークネードが近づいていて危機が迫っているという設定なのに、ロケ地の通行人はまったく日常を過ごしているところもアサイラムらしいです。
で、結局、第2作目って、エイプリル(主人公の奥さん)の左腕を特殊義手にするということだけのために作られたお話なんじゃないかと思うのでした。