若ハゲ

君が生きた証の若ハゲのネタバレレビュー・内容・結末

君が生きた証(2014年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

銃乱射事件で息子を亡くした父親が、生前に息子の書いた曲と出会いバンドを結成することから始まる作品。

この作品の肝は、やはり中盤に発覚する銃乱射事件での死因ですが、可能性として頭の片隅にはあったのでそこまで驚きはありませんでした。とはいえ、尺的に折り返してから重要な衝撃的事実を持ってくる構成は素晴らしいと思います。
また、開始5分で銃乱射事件が起こったことで緊張感が高まり、そこから作品に一気に入り込めました。

惜しかったのは、息子が作った楽曲の歌詞と息子の心情(特に本人の病気や、事件に至った原因となるような不満・不平など)との結びつきがあまり感じられなかった点。セリフの中で説明がなくても、歌詞で感じ取れれば良かったですが、最後まで明かされないままだったかなと思います。
楽曲自体やキャストの歌声は○
気に入った楽曲はダウンロードします。

*クエンティン役のアントンイェルチン、この作品で初めましてでした。歌もうまくてイケメンでスターになるんだろうと思ったら27歳で事故死と知って驚き。惜しい人材。R.I.P.
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