大学で起きた銃乱射事件。
息子を亡くした悲しみから、
順調だった仕事も辞め、
洗練された部屋も手放した父サム。
その彼が選んだ生活が、
なんとも悠々自適な
ボート生活だったから。
人生捨ててもお金さえあれば
こんなオシャレな腐り方ができるのね。
なんて、
ちょっと羨ましく思ってたくらいなのに。
そういうことだったのね。
途中から、見方が変わる。
以下ちょっとネタバレ。
息子が遺した歌がどれも良い。
どんな想いで作ったんだろう。
寂しさや苦悩がほんの少し滲んでいて、
"真実"を知った後に聞き返すと、
また違う感覚になる。
ラストの一曲が何よりほんとに最高。
息子との合作であり、
父からのアンサーソング。
息子の全部を受け入れて愛していく、
という父の覚悟を感じた。
"my son… my son… my son…"
ああ、涙😭
少し前に『対峙』を観たからか、
余計に父の想いが胸に刺さった。
あ!
ヨットの船首でギター弾きながら
突進していく場面!!
めちゃくちゃかっこよかった!!笑