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君が生きた証のぜんのレビュー・感想・評価

君が生きた証(2014年製作の映画)
4.0
”息子のことをもっと知りたい”

亡くなった息子が作詞作曲した歌を歌うことで息子が考えていたこと、感情が徐々にわかっていく。
亡くなってしまった今息子に会えるのは曲の中だけである。
父親は息子が死んだ後は会社を退職し、逃げるような生活を送る
あるきっかけで人前で息子の歌を歌うことになり、その歌がクエンティンという若者の心を動かし、バンドを組みどんどんファンも増えていく
しかし、父親にはバンドのメンバーに隠していたある秘密が…

終盤でのどんでん返し
そして最後に歌を歌うシーン
感動しました
最近の歌は歌詞の意味がよく分からなく、曲調も斬新さ新しさがあるものが売れてるように感じますが、感動する歌って中々ないように感じます
この映画を見てどの歌も素敵な歌ばかりでしたが、なんと言っても最後の歌は心に響きました!
歌詞や曲に込められた意味を体現していて、この映画のタイトルでもある”君が生きた証”を
残そう、伝えようとする父親の姿は感動します

人は亡くなってからその人の凄さだったり価値が分かるというが、こんな歌がつくれるんだからいい人だったのだろう
事件の真相については謎のままだが…

キャスト1人1人の演技、音楽、そしてストーリーの素晴らしさにより凄い引き込まれる作品でした。皆さんが高評価つけるのも頷けます。
まだ見ていない方、音楽好きな方にはオススメです!!
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