クエンティン役の人(アントン・イェルチン)がめっちゃイケメンだな〜と思って見てたら、まさか2016年に車の欠陥で事故死してたとは…😭悲しい…
大学の図書館での銃乱射事件(恐らくフィクション)で息子をなくした父が、亡き息子が書いた曲で若者とバンドをする話。とにかく曲が良い。
ネタバレを見ないで視聴したので、途中の展開からびっくりしました。ネタバレ見ないでよかった。
曲に罪はないけど、歌っちゃいけないよね…。わかる。
マイケルジャクソンの児童性虐待の話を知ってから、曲を聞くだけで吐き気がするので、曲に罪はなくてもだめなんだと思う。
…
…だめなのかな?
事件の前に書いた曲ならいいのかな?
それが視聴者への問いかけなのかな。
こういう立場で捉えたことがなかったので色々考えさせられられた作品。
追記:(ネタバレ)
冒頭のシーンを見返してみた。
父との微笑ましい電話の直後だったのに、数秒止まってから迷いもなく図書館へと進んでいく彼の決心と絶望はどれほどのものだったのだろうか。
曲の歌詞からは世の中への恨みのような物は全く感じられない。
悲しみ、孤独、諦めのようなものを感じた。
(そもそも曲のコンペでキャラクターの心情やストーリーを投影していないものという条件で選んだそう。ラストのサムが完成させた息子よ…の曲以外は)
そして無差別に…
彼は悪魔になり自分を射殺してほしかったのだろうか。
拡大自殺のような事件は日本でも度々あるけど、家族はなぜ?という思いをいだきながら、十字架を背負ってずっと生きていかないといけない。
息子の動機に焦点を当てなかったのは、結局真実はわからないまま家族は人生を歩んでいかないといけないという苦しさを表したかったのかな。