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沈黙の艦隊のNのレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(1995年製作の映画)
4.2
【プロローグ】
『沈黙の艦隊』全32巻
私は、23巻まで読んだ

【本作(アニメ)】
『沈黙の艦隊』は、本作に加えVOYAGE2.3を合わせて約3時間40分でアニメ化されている。重要な戦闘シーンを主に取り上げ、原作14巻あたりまでを描いていた。比較的テンポが良く海江田の戦闘を見られる反面、各国首脳陣の思惑等、政治面の楽しみはあまり期待できない。

【原作(漫画)】
原作では、海江田の行動によって各国政府、国連、マスコミ、大衆をも巻き込んだ壮大な物語が展開されている。各組織のリーダー格の人物がどのように考えて意思決定をしていくのか、それぞれの関係性ひとつ取ってみても中々に読み応えがあるストーリーである。

【原作漫画の実写化について】
私は、実写映画『沈黙の艦隊』を観て、原作を読もうと思った。プロデューサー兼主演の大沢たかおさんに感謝を伝えたい。そして、実写化もありだな、、と。私自身、実写映画『約束のネバーランド』の感想には散々なことを書いたが、、💦
ただ、実写映画『沈黙の艦隊』は丁寧に作られていて、下手にコンパクトにするわけでもなく海江田の思想に触れることができたので、私は海江田(厳密に言えば大沢たかお?)に惹かれ原作を読むに至った。

【ドラマに期待大】
『沈黙の艦隊』がドラマでじっくりと観れる!素晴らしい。大沢たかおさん様様。昨日公開されたメイキング映像からは、本気度がひしひしと伝わってくる。
「核」繋がりで言うと、『オッペンハイマー』の日本公開も嬉しいことである。混迷を極めた世界、戦争について考えざるを得ない世界情勢、予断を許さない状況に生きる私たちにとって、これらの映画やドラマの存在意義は大きい。

【今後の計画】
広島で原爆ドームと潜水艦を見る。

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世界は悲しみに溢れている。
あなた方は、この現実を見つめなければならない。

海江田四郎(大沢たかお)
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