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マッド・ガンズのskm818のネタバレレビュー・内容・結末

マッド・ガンズ(2014年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

フレミングっていったい何がしたかったのか。
アーネストの土地はかつてはフレミングの父サムのものだったのに、政府によってアーネストに分け与えられた。そしてアーネストは当局認定の物資配達人だが、サムは鳩レースや作業マシン販売業で暮らす日々。
フレミングにとってはアーネストは、本来自分たちのものであった土地や権利を奪っていったにっくき仇ということだろうか(だからと言ってアーネストが裕福な暮らしをしているわけじゃないのだが)。だからアーネストのマシンを盗み、ケイレブに疑いを抱かせ、娘に接近して、彼らの生活を無茶苦茶にしようとした。マシンを盗んだことがバレるとアーネストを殺害し、メアリーと結婚して土地はまんまと自分のものに。その土地が抵当に入っていると知ると、知人の赤ん坊を売り飛ばしてでも金を手に入れようとするんだから、土地への執着が強いんだろうなと。殺人までするつもりはなかったのかもしれないが、そういうことになってしまって、その後の行き当たりばったり感がすごすぎる。マシンの記憶装置に気がつかなかったのは彼の盲点だった。なんで、荷運び用マシンにドライブレコーダがついてんだ?って思うわな。
てか、この世界のテクノロジーレベルどうなってんの?
お母さんに装着されてる医療マシンとか、かなり高度なものだと思うが。
ああいう高度なテクノロジーがあれば、水についてももうちょっとなんとかなりそうな気はするが。人工降雨はやっぱ難しいのか。州境の向こう側はそんなに困ってないように見えるが…って、州境に検問所?
ってな感じで世界観がよくわからない話ではあったが、こういう話嫌いじゃないです。
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