このレビューはネタバレを含みます
ミュージシャンの夢を諦め社会人として成功をしていたミッチェル。
大学時代の友人カーターに旅に誘われでかけた先で車の故障にあい、2人は地獄を見ることに。
そこはめったに車の通らない砂漠のような場所だった。
ミッチェルは夢こそ諦めたが結婚もし子供もいる。
カーターは作家志望で無職、家も無く車の中で暮らしていた。
この全くの相反する2人。
2人の会話と喧嘩で話はほぼ進んでいく。
ミッチェルは恵まれた環境の中でも妻に対し女性として見れない不満を言う。
若い女性と浮気をし、妻と比べる。
胸糞悪い奴。
その理由に腹が立つ。
「結婚っこんなもんなんだ」
とミッチェルは言う。
どの口が言ってるのか💢
子供まで授けてもらい、その妻に不満たらたら。
うんこ野郎💩
これは女性が聞いたら誰もがムカつくはず。
そんな愚痴を恵まれないカーターが聞いてる。
笑って聞いてるが、まだ作家として成功はしていないが、くだらない事で悩むミッチェルをどう思ったのだろう。
車の故障からやることなす事裏目に出る2人。
しかもめちゃくちゃな喧嘩をしボロボロになる。
砂漠で地獄を見た2人は家族と再会してから、どれだけ自分のくだらない悩みが馬鹿げていたか思い知った事だろう。
これ以降、ミッチェルもカーターもなんとなく上手く行ってるようにストーリーは進むが…。
題名から考えると、、、
これって、この戻ってきた幸せは現実なのか？？
ラストの携帯のシーン。
もしかして、2人は生きてるのか？？？
助かったはずのミッチェルにつきまとう砂漠でのトラウマのようなもの。
話はプツッと終わる。
観るもの側に委ねるタイプの映画。
