トルーマンバロウズ

悪霊のしたたりのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

悪霊のしたたり(2003年製作の映画)
2.5
イーライ率いる若者たちはカヌー旅行を楽しむためにとある田舎町にやってきた。
しかしそこはよそ者を見つけては町ぐるみで育てあげた殺人鬼を使って惨殺している恐怖の町であった・・・・。

田舎町にやってきた若者たちを巨漢殺人鬼が次々と惨殺していくB級スプラッターホラー映画。
まずJVD特有の日本語吹き替え版が声優さん達のやりたい放題状態になっていて関西弁や東北弁などで話す登場人物やくだらないアドリブやギャグなどを間髪入れずに挿入されていて笑えたけどかなりふざけている印象を受けた。
ストーリーは田舎町にやってきた若者たちを殺人鬼が殺すという非常にシンプルな内容であり特にストーリーにひねった展開等もなく本当にわかりやすく悪く言えば陳腐なものだった。
ただスプラッター描写に関しては顔面破壊や内臓取り出しなど低予算映画にしてはそれなりに頑張っている印象を受けた。
ラストの余韻もクソもないオチはひどいものだったけどこの手の映画にありがちな不必要なエロシーンなどはなかったので全体的には普通の出来の作品だった。