クリーム

グレイトフルデッドのクリームのレビュー・感想・評価

グレイトフルデッド(2013年製作の映画)
3.8
「由宇子の天秤」の瀧内公美さんの体当りな演技が観れます。なんだかメチャクチャな話のB級ですが、振り切ってるし、ラストもちゃんと伏線回収してくれ、面白かったです。前半ふざけてるので我慢ですが、後半からホラーテイストで楽しくなります。あくまでB級ですが、好みでした(^。^;)

両親の愛情を受けずに育ったナミ。母は出て行き、父は愛人を作った。姉は普通の生活をしたいと男を作り出て行った。ナミは、通販で買い物を、しまくったが父は興味を示さず、愛人が出て行くと自殺し、ナミは遺産を相続した。そして、彼女は寂しくて、変人になった人を"孤独っち"と呼び、彼等の観察をするのが趣味となった。



ネタバレ↓



ある日、孤独死寸前の老人·塩見を見つけた。観察をしていると訪ねて来るのは金の無心に来る息子のみ。観察を続けると塩見は弱って行った。そんな時、ボランティアのスヨンが現れ、聖書を一緒に読む様になると彼は元気になって行った。ナミは弱って行くのを楽しんでいたのにスヨンに邪魔され怒り狂う。
鳩にエサをやるクルックーと言う男に300万円で、スヨンの排除の手伝いを頼みます。
塩見家に息子夫妻とその息子、スヨンと彼女の仲間が集まった帰り、ナミ達はスヨンと仲間を待ち伏せ殺した。
その後、塩見を襲い椅子に身体を固定し、バイアグラを飲ませAVを鑑賞させているとクルックーが全裸でナミに襲いかかって来たので、包丁でメッタ刺しにした。そして、ナミは塩見の前で、半裸になり強制SEXをする。
息子が訪ねて来たが、呆気なく殺された。塩見は自力で縄を解き、出掛けているナミに復讐すべく、武器を用意した。激しいバトルの据え場外へ、逃げるナミを追い詰め尖らせたホウキの柄を刺した。瀕死のナミは、塩見に「あなたはいつも傍にいてくれた」と言う。
塩見は昔ナミが夢中になって見ていた通販番組の出演者だったのだ。
ナミの後ろにあった車の中にスヨンがいて意識があった。

塩見がナミにとって、ただのじいさんじゃないって言う展開は予想出来なかったです。瀧内公美さんのサイコパスぶりは、中々良かったし、上半身ヌードも披露していました。笹野高史もはまり役だったし、クルックーは矢部太郎さんとキャストが良かったです。面白かった!
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