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駆込み女と駆出し男のtakaのレビュー・感想・評価

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)
2.6
舞台は江戸時代、幕府公認の縁切寺とされた東慶寺。
離縁を求め駆け込んできた女たちの聞き取り調査を行う戯作者志望の医者見習い 信次郎(大泉洋)は、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも、訳あり女たちの再出発を後押ししていくが...

原作は短編集とのことですが、これを1つにまとめたことで散漫な物語になった嫌いがあります。
それに輪を掛けて、登場人物は皆かなり早口でセリフが非常に聞き取りづらく、話の軸がどこにあるのかよく分からなくなります。
ですが、大泉洋と満島ひかり。
この2人は声が通っていてとても聞きやすかったです。

作品紹介のキャスト一覧に名前はないですが、TEAM-NACS音尾琢真が近江屋三八の子分役で出演しているという粋なキャスティング。
音尾琢真のセリフに注目です。

特筆すべきは役が憑依しているかのような満島ひかり。
なにか凄いものを観た気がします。

日本語字幕でもう一度観ればまた違った評価になるのかも知れません。
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