スガル

奇跡の2000マイルのスガルのレビュー・感想・評価

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)
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観ました。

純粋な雰囲気の映画でした。
変なメッセージはなかったかなと思いました。

ミアワシコウスカがよかったです。
表情をずっと見て、気持ちを感じようとしていました。


原作に忠実なのかな。
メッセージは強くないから映画として面白いわけではないけど…
こういう純粋なところなかなかよかったと思いました。

社会疲れというか、人間関係のわずらわしさからの逃避も少しはあったんだろうし、人間の探究心みたいなのもあったんだろうな。
ワンちゃん🐕‍🦺とラクダ🐪と共に過ごす心地よさも。

観ながら、旅とは?とか人間とは?ってずっと考えさせられました。
旅って、成長できるような気がする。

人間って古来から移動してたわけで。本能的に好奇心が強いのかも。
移動中にのたれ死ぬ人ってほんとに多かったんだろうと映画を見たら余計に思いました。


映画を観てる時は考えなかったけど、あとにノマドランドって映画があったなと思いました。
この映画と比べたら雑味が多いというか。
まあ、あの映画は生活の部分強いからジャンルが違うんでしょうけど。




私に会うまでの1600キロが似てる映画。
観ながらずっとそれを考えていたんですが。
過酷なことに挑戦するって、してみたくなるのは本能なのかな。
原始人からの進化の過程で、そうなったのかも。挑戦しない人たちは淘汰されてしまって。
あと、宗教的というか瞑想的なのか、ひとりになって自分を見つめ直したいって部分もあるのかな。
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