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奇跡の2000マイルのRRRのレビュー・感想・評価

奇跡の2000マイル(2013年製作の映画)
3.4
・実在する冒険家ロビン・デビッドソンの約2700キロものオーストラリアの砂漠を横断する物語

・本作を見終わった後すぐにググってみたんですが、流石ナショナルジオグラフィック社支援と言う事で沢山の写真満載でしたね 実在のロビンもとてもフォトジェニックです
 主演のミア・ワシコウスカや他キャストや旅のお供のラクダ達と愛犬ディギティ、ロケーションの風景など かなりの再現度の高さに驚きました
・前半は(何故若い女性ひとりでこんな過酷な旅に?)としっくり来なかったんですが、幼い頃に母が死に飼っていた犬のゴーディと別れ安楽死に…と言うくだりで、自分の前から突然に姿を消して行く者達への(何故?どうして?と言う思いと怒り)みたいなものがカチコチに固まった石の様なしこりとなって残っていたのかな?と… 奇しくもディギティの悲しい行く末もゴーディと同じで 何とも言えない思いに駆られましたね
・自分の中の怒りと寂しさに気付かないまま大人になったロビンの(生き直す旅)だった様に感じられ、茶褐色だらけの旅路のゴール地の海の淡いブルーが 包み込む様な穏やかさに満ちており とても印象的でしたね お疲れ様と言いたくなりました
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