大好きでした
でも軽々しく大好きとか本当は言えないくらい
物語は慎重に考えなきゃいけない内容だった
邦題とポスターで サイコ猟奇殺人鬼が
コメディテンションでスパスパ首を飛ばしてく
血飛沫わっしょい！みたいな作品を想像してたから
（大好きだけど、ハッピーデスデイとかの雰囲気）
びっくりしたし、鑑賞時の心持ちが
ジェットコースターみたいだった
楽しいのに ハラハラが止まらなくて
可愛いのに可哀想で 心配なのに恐ろしくて
いつの間にか世界観にどっぷり入り込んでいました
テーマは軽くないけど
重苦しくて疲れるような映画ではないところが面白い
一番ラストの絵がガラッと変わるシーン
明る過ぎるくらいなのに 悲しくて涙出た
あれは笑ってあげたかったけど
初見の私には無理だった
何がどうあればとか、誰がこうすればとか、
そんな単純なことじゃ きっと
どうにもならない彼の過ごした時間が
どれほど冷たくて暗くて苦しいものだったのか
ポップさや笑いを誘うような演出が出るたび
痛い程感じてしまった
それでも素直に面白かった！とも思えてしまうのは
ライアンの演技力が大きいよなぁと思う
全然関係ないけどバスタブ業者のロゴと作業着めっちゃかわいい
