どうしてこうもYA小説というのは似ているのか。
若い少年や少女が世界の窮地を救うという役目を担い、その過程にはしっかりと恋愛模様が入るという仕組み。
この作品は世界観もよくわからないが、細かい設定を一切気にしない人が見るような単純なものとなっている。
何しろ足を撃たれても、数分後には全力疾走が可能なのだから。
ヴィジュアル的にも見たことあるような代物ばかりで、クロエ・グレース・モレッツだけで引っ張るにはきつい。
続編がまだやれますよというような終わりだけど、こんな退屈な中身じゃ無理だと思うけどね。