Tai

ドクター・ストレンジのTaiのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.7
前人未踏の異次元を体感‼︎

はじめて劇場予告を観て「ヒーロー。しかし、医者である彼に命を奪うことはできない」的なフレーズを聞いた時に、じゃあ、どうやって闘っていくのかという答を観てみたいと思っていました。
その点については、考えていたよりもサラッと通過してしまったので、なんとも肩透かしを食らわされましたが、予告編が悪かっただけということで(笑)

寺院の感じや、小道具、魔法陣使っての近接アクションは好みなので、大変グッときます。

何より今作の見所は映像ですね‼︎
異次元という宇宙よりも想像しにくい世界を見事に形にしていたのではないでしょうか。
ロバート・ゼメキス監督の「ザ・ウォーク」は超・現実世界を最新の技術で体感できるものでしたが、こちらは超・超・超・非現実世界を体感出来ます。
何が何だかわからないあの世界は、通常2D版を観ていたにも関わらず、自分もグルグル動かされているかのような臨場感がありました。
あの映像を考えてた監督と、それを見事作り上げたスタッフ達に心では拍手喝采です。
画面の隅々まで演出されたあのこだわりをTVで感じとれるかわかりません。
気になっている方は、是非とも劇場に足を運んで欲しいです!

そして今回もマーベルお約束「劇場では明るくなるまで席をお立ちにならないで下さい」でしたね。
次回作にも期待です。

ところで、あの魂で飛ばされた異次元世界って、アントマンが行った世界とは違うんですかね?
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