糸くず

ドクター・ストレンジの糸くずのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.8
王道のヒーロー誕生物語のところどころにまぶされたサイケ風味が一番の魅力。特にストレンジが多元宇宙を体験する場面の『ダンボ』を連想させるようなトリップ感は素晴らしく、CGの進化に感謝せずにはいられない。

バトルシーンも驚異のCG表現で眩惑しつつ、コミカルな描写もほどよく含まれていて、飽きさせない。手術室での「魂」の殴り合い(スコット・アドキンス!)、最終対決のループなど面白シーン満載。

ヒロインはレイチェル・マクアダムスではなく、マントのようにも思える。とにかくマントがかわいい。
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