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パーソナルソング
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『パーソナルソング』に投稿された感想・評価

(ネタバレ一切なし)
この映画の素晴らしさ、そしてこれから日本が必ず直面する問題に対する考え方は、ブログにまとめました。是非ご覧ください。
https://pottereiga.com/?p=1200 ← タップで記事に飛べます。

それでは早速、「パーソナル・ソング」の感想を結論から述べていきたいと思います。

とても印象的な映画でした。この映画が上映されて10秒くらいで「あ、この映画は自分にとってかけがえのないものになる」という確信が持てました。僕が興味を持っていることがテーマになっているため、より内容に共感が持てました。そして何より上映時間が短いため、中途半端に空いた時間を有効活用することができました。

という感じですね。とても充実した時間を過ごすことができました。

全く事前情報もなく、Amazonプライムビデオで何か映画を探していたら、この映画に偶然出会うことができました。

Amazonプライムビデオ内でも評価がもの凄く高く、そして何度も言いますが上映時間の短さに目を惹かれました。

そんな背景があって鑑賞をしてみたのですが、まさに運命的な出会いだったとも言えます。この映画の内容からは学べることが非常に多く、これから生きていく上でとても重要な知識を得ることができました。

しかし、この映画は素晴らしいですが満点という評価ではありません。その理由についてはブログで解説していきたいと思います。
ちろる

ちろるの感想・評価

3.9
認知症でほぼ、記憶がない老人にヘッドホンをつけて音楽をつける。
しばらくすると、すらすらと自分のことを話し出して、さっきまで答えることのできなかった自分の年齢、子供の年齢、たくさんの思い出をすらすらと語り出す。
やらせのようにあからさまに変わるけど、残念ながらやらせなどではなく本当の出来事。
驚いたのはホームにいる他の老人たちも例に漏れず、次々と頬を色づかせて、色んな思い出を具体的に語り出したこと。

この不思議な魔法、その正体ただシンプルに過去に好きだった音楽を聴かせること。

これに登場した慈善活動家のサマイトは言う。
『人は、音楽を通じて自己表現できるし、それによって再び幸せを取り戻せる。』
と。

私たちは生まれる前からビートを刻み、生まれてすぐに歌い出す。
音楽に合わせて体を動かしてしまうのは、人間にしかない能力だという。

産業革命が繰り返され、いつの間にか介護がビジネスとなり、ホームに詰め込まれた老人たちには抗精神薬が濫用され始める。
感情が次第になくなり、何もできなくなり、患者となるのだが、

月に100ドルもする薬を与え、それらの
薬を拒むこともできないのに、皆内向的になり、思考も停止し、[生きる屍]のようになるのにそれに誰も疑問を持たない。
100ドルの薬を与えるなら40ドルのプレイヤーの方がよっぽど人間らしく生きる力を与えられるのに、政府はそこに予算は与えない。
医療ではないから。

認知症でも、うつ病でも、他の病気でも副作用がなく、自身だけでなく周りが幸せになり、ほんとうにみるみるうちに元気になっていく。

皆幸せになるために生まれてきた。
年齢を重ね、知識を重ねて、老年期の人々は尊敬されなければならない存在なのに、
実際はホームに押し込められてその存在が忘れ去られる。

そうであってはいけない。
そうしないために必要なこと、ヒーリングアニマルや、孫の存在など色々とあるけれど、音楽もまた、彼らを再び世界と繋げていく力があるとはなかなか知られていない。
これはすごい試み、高齢化社会が進む日本でも、認知症の老人たちにこのソングヒーリング試してみるのも悪くない。


あなたのお気に入りの音楽は何?

それは新たな人生への扉。
タイムスリップしたり、失われた心を取り戻すために、さあ、音楽を聴こう。
将来に向けて、年齢刻むごとに音楽を聴けば、自分の将来も何か変わりそうな気がした。

介護の未来を変えていくためにも、多くの人に知って欲しい良作ドキュメンタリーでした。
oln

olnの感想・評価

3.8
認知症と音楽のドキュメンタリー

認知症や躁鬱の患者に、好きな音楽(パーソナル・ソング)を聴かせるとどうなるのかを実録した作品です。

患者に音楽を聴かせることで、明らかな効果が期待できるにも関わらず、音楽療法を推進している事例が少ないため、世の中に効果を知らしめることを目的に作製されています。

役に立たない薬を飲ませ続けるくらいなら、一度音楽を聴かせてみた方が良い。




感想です。

仕事柄、音楽療法という単語は知っていましたが、実際に何をしているんだろうかと思っていたところ、しっかりした回答を得られました。

言葉を発しなかった患者が言葉を交わせるようになったり、歩行器を使っていた患者がダンスを始めたり、認知症にも関わらず、薬も施設にも頼らず、10年間も自宅で生活を続けている人がいたりします。

音楽に反応する脳の領域は、認知症によるダメージが少ないらしく、この領域は感情を司る機能に直結するそうです。
当然、効果の有無は人によるものとは思いますが、もし親が認知症になったら、試してみようと思えるような反応を目の当たりにできます。

わりと短い作品ですので、興味がある方は教養として鑑賞されてください。植物みたいな人が歌い始めるシーンは、胸にくるものがありました。

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