にゃあまん

青い体験のにゃあまんのレビュー・感想・評価

青い体験(1973年製作の映画)
3.5
アマプラで観られるのでウン10年ぶりに鑑賞。

奥さんを亡くした男に亡くなった奥さんの依頼で葬式後に家政婦が男4人の家庭に現れる。

半世紀前も形は変わっても性に関しては普遍的なテーマ。
今ではストレート過ぎて情緒的な想像を掻き立てる様な表現が減ってエロティックで無くなってしまった、と思う。
IT、スマホの普及と映像が素人でも綺麗に撮れる時代になった。
今作品は中学生にはかなり刺激的な内容で当時の男の子は影響を受けたのは間違いない。
性に目覚めた次男。
家政婦を女性として見てしまう。

窓を掃除している姿を父親と長男が覗く姿は滑稽で可愛らしい。
男は幾つになっても本能は正直ですね。

父親と長男が家政婦を寝取ろうとする件はギャグですね。

神父との会食の席でパンティ脱がすシーンは今観ても凄いと感じる。

アンジェラ。
普通の家政婦ではない。
時には母親、妻、お姉さん、それ以上。

しかし、DVありハラスメントありヘイトありの何でもアリアリの時代だったけど今のような閉塞感はなかった時代のイタリア映画でした。

お元気でママ❗
にゃあまん

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