トイダラス

博士と彼女のセオリーのトイダラスのレビュー・感想・評価

博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)
-
体の水分を奪われた一本

舞踏会にも宇宙は潜んでいる

正反対の二人

いつも汚れている、彼女はそう言って
自分の服で彼のメガネを拭いた

色彩豊かで画面全体が青や赤に染まる絵は美しくて、短いカット一つ一つがとても濃い
爽やかなくらいあっさりと展開する

回る回る
メリーゴーランドが、螺旋階段が、天井が、車椅子が、地球が
ピアノの音色で回り始める

責任を全うするジェーン(妻)
妻の幸せを願うスティーヴン(主人公)
節度を弁えるジョナサン(妻の彼氏)

深い愛だ。

エディ・レッドメインの演技に脱帽
ファンタスティックビーストの方
だったのか。驚き。

まさにエレガントな方程式のような映画でした。