【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。
「博士と彼女のセオリー」(2014)
心苦しくなる、超ド級の恋愛物語。
史実に照らし合わせて、天才 ホーキンス博士と最初の妻ジェーンの2人のストーリー。
このような困難が待ち受けていたら、これほどまでに受け止められるのだろうか。
とてつもなく、大きくて強い2人。
だが、頑張れば、その反動は必ず来る。
ジョナサンとは、スタートが違った。
出会ったときには、2人で抱きしめ合えた。
出会ったときには、彼が何するかワクワクした。
出会ったときには、彼についていくことができた。
でも、今は違う。
出来なくなったから、じゃない。
気持ちが分かってるからこそ、その気持ちを彼女が分かってくれて、愛を尽くしてくれるから、悲しいし、やるせない。
動けなくなってから出会ったジョナサンは、幸運にも献身的な彼女しか知らない。
彼は、博士を尊敬してくれている。だからこそ、彼女の人生を任せられたのだ。
一緒にいることが幸せ?
離れてしまえば終わり?
幸せには、人知れず多くの形がある。
エディ・レッドメインの尊敬すべき演技と、フェリシティ・ジョーンズの愛くるしい強い意志は、必見だ。