このレビューはネタバレを含みます
青春映画と言うと稚拙な表現かもしれませんが、感情が昂るような内容でした。
音楽で生計を立てる上での厄介事、国家権力からの不当な人種差別、で最終的な映画の終着点はEazy-EのHIVによる死(そこかーとも思ったけど、そこしかないよね)など、全て真に迫ったN.W.A.のドキュメンタリー作品と言っても過言ではありません。
それを踏まえたメンバー達のキャラクター。
愛すべきチンピラのEazy-E、無類の音楽バカDr. Dre、顔に似合わずアカデミックで聡明なIce Cubeなどを筆頭に、ある種コミックのような個性光るキャストだったと思います。
デス・ロウ周辺でシュグ・ナイトはアレですけど、スヌープおじさん、2pacとかが少しでも出るとやっぱりテンション上がりますね。
と、諸々申してはおりますが、そんな事は元より役者陣が全員似てます!
みんな言ってますけど、特にIce Cube役のモノホン息子!
当たり前ですけど、めちゃくちゃ似てて最高です。
正直、映画好きの人からの評価はわかりませんが、少なくともHIPHOP好きからすると100%楽しめる内容だったと言って間違いありません。
ファック・ザ・ポリス!(大学の頃にパトカーに乗って騒いでたの思い出しました。)
あと、エンドロールでケンドリックやエミネム、50が出るのもうひょー!ってなるので是非。