Kota

Re:LIFE リライフのKotaのレビュー・感想・評価

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)
4.2
“いつからだって、遅くない。”

落ちぶれた映画脚本家キース(ヒュー・グラント)が、なんとか手に入れた仕事は田舎の大学講師として生徒に脚本の書き方を教えること。昔の栄光を捨てられず、今を直視できない彼だが、思わぬところで自分を見つけていく…。大好きな映画を再鑑賞。

ラブコメの帝王ヒュー・グラントだけど、“アバウト・ア・ボーイ”然りこの手のドラマに出てる時が特に好き。田舎での脚本のクラスは映画の話が沢山出てくるからそこも映画好きにはたまらん。特にアリソン・ジャネイと“分別と多感”の会話を良くするシーンがあるけど、ヒュー・グラントはその映画にも出ているからクスクス笑える(邦題は”いつか晴れた日に”)。

そして普段レビューで音楽にはあまり触れないけど、この映画は音楽が本当に良い。作曲を担当したローレンスはNYのバンドでメンバーはまだなんと20代。この映画がきっかけで彼らの曲をずっとヘビロテして、東京ブルーノートでライブ来日したときはサインまでもらいに行ってしまった程…。エンドロールの二曲目で彼らの“One more time”が流れるので是非そこまで聴いてほしい。サウンドクレジットをわざわざ止めてまで検索したのはこれと、“リトルダンサー”のエンディング“I believe”くらいかなぁ。
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