2016年7月6日 ツタヤレンタル
「サヨナラの代わりに」
監督、ジョージ・C・ウルフ。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)の難病の女性と、その女性を介護する女子大生の話。
女子大生の派手だった化粧が、徐々にナチュラルになっていってた。
それに比例して、難病の女性と親しくなっていく。
料理も作れるようになった。
難病の女性も、話を聞いてくれる女子大生に、家出をきっかけに次第に心を開いていった。
明るく笑うようにもなった。
いい話ですが、後半、死を意識し、自宅か病院か、酸素マスクをつけるか外すかの瀬戸際、難病の方の母親が、
女子大生に訴えていた気持ちは、母親ならごもっともなことだ。
しかし、女子大生は自宅に連れ帰り酸素マスクを外すという・・・その選択には疑問を感じる。
いくら患者の要望でも、外したら娘が死ぬと思うと、
何よりも生きていて欲しいという母親の気持ちは当然だ。
女子大生に対しじりじりする気持ちを感じながら、映画に夢中になって、のめりこんで観てしまった。
女優のヒラリー・スワンクは、車いすに座った華奢な姿と言い、熱演だ。
エミー・ロッサムの明るい笑顔、表情豊かでした。
ラストの歌も良かった。