巨大地震のあと無法地帯と化した近未来のロサンゼルスを舞台に、正義感溢れる黒人刑事とその相棒となる極秘開発された最強の警官"アンドロイドコップ"の活躍と、その裏に隠された陰謀を描いたアメリカ製のSFアクション映画。
これ…まんま「ロボコップ」のパクりだよなって思っていたら、タイトルクレジットに模倣映画で有名なアサイラム社のロゴが…なるほどね納得( ´∀`)
評価がすこぶる悪いですけど…これは…これはですねぇ…私は楽しんで観れちゃったんですよ(゜д゜)
これだけ世間と感性のズレが生じるとちょっと怖くなって来ますね。
驚くのはアサイラム社のいわゆるB級模倣映画にしては主演がマイケル・ジェイ・ホワイト!「ユニバーサルソルジャーリターンや「スポーン」に出演している名の知れた俳優さんです。武道に精通しているマイケル・ジェイ・ホワイトだけに格闘シーン&アクションシーンは切れのある動きを披露してくれます。
アサイラム社なのにアクションシーンの演出は上手くカッコいいです。アンドロイドコップの手作り感とコスプレ感(アメフトのプロテクターに見える)やのCGなどのチープさはやっぱりアサイラムクオリティです。「ロボコップ」だけじゃなく「アイロボット」や「ヒドゥン」など様々な映画に影響を受けていると思われます。バディムービーとしての要素もあります。
ストーリーも言うほど悪くないと思います。相棒同士の噛み合わない掛け合いも楽しかった。ラストバトルは予算の都合上か呆気なくて残念でしたが…。どんでん返しも良く出来ていて予想出来なかった…まさかそう来るとは(゜ロ゜)
B級映画としては悪くなく、しかもあの悪評高いアサイラム社製作の映画なのに個人的にはなかなか楽しめた映画でした。