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『ウェザビー』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

3.6
【第35回ベルリン映画祭 金熊賞】
劇作家として有名で、映画としては『めぐりあう時間たち』などの脚本をてがけたデヴィッド・ヘアー監督作品。全米映画批評家協会賞ではジュディ・デンチが助演女優賞を受賞、英国アカデミー賞ではヴァネッサ・レッドグレイブが主演女優賞にノミネートされた。

田舎町の教師の目の前で自殺した青年をめぐるサスペンス。彼はなぜそこで自殺したのか、過去に何があったのかを紐解いていく。青年だけではなく教師の側からも描いていく多層的な構造になっている。

デヴィッド・ヘアーというのはあまり聞き覚えがなかったが、なるほど『めぐりあう時間たち』の脚本だったのか。それも納得の脚本の完成度。

かなり地味な作品ではあるが、人間の孤独というものを上手く描いていると思う。教師の回想も挟み込むことでそれをより際立たせているし、サスペンスとしての面白さにも繋がっている。

「あのときこうしていれば」という後悔が人にはあるもの。リアルなサスペンスであり心理ドラマでもある。

そこまで刺さりはしなかったが、十分な完成度を誇る秀作だと思う。ベルリンの最高賞としてはやや弱く地味な作品であり、DVD化されていないのは致し方ないが、心理サスペンスの小品として十分見応えのある作品になっていた。
酒の席で見知らぬキチガイに、あなたの話わかるわあと気軽に共感してしまった結果、次の日も家にやってきたそのキチガイに目の前で拳銃自殺されてしまう地獄。キチガイにちょっとでも理解を示すと、この人は自分のことを分かってくれる(愛されているんだ)と勘違いされてしまい大変な事態に巻き込まれる例題のような映画。「映画」から学べるのはキチガイとの付き合い方(距離の取り方)だけ。
何年か前にVHSで鑑賞。
ある日、V・レッドグレーヴの眼前で見知らぬ少年が自殺を遂げる。闖入者だと思われていた彼だが実は…。
こんな今の時代に観るからこそ返ってくるものは大きいのかもしれない。孤独は孤独を引き寄せる