3年前の事件で恋人を失った主人公は未だ失意から立ち直れず、恋人が亡くなった秋葉原の街を歩く。そこで様々な人と出会う内に、主人公は大切なものを見つける。
秋葉原通り魔事件をモチーフに、被害者の恋人のその後を描く作品。
秋葉原を舞台にした記録映像の趣きがあり、それ自体はありだが、淡々として盛り上がりがなく、正直面白くない。秋葉原には行ったことがないのでそこは興味深く見られたが、事件自体は残り香といった程度の影響しかなく、どうにもモヤモヤする内容だった。
後半、監督の故郷だという東日本の大震災も関わってくるが、後付けが過ぎて白ける。
