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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックスのべるのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前作と比べて、少しテンポの悪さ、ギャグのしつこさが目立ちました。でも、そんなのどうでも良くなるくらい泣きました。今作はヨンドゥと、ロケットの関係性が特にフューチャーされていて、ヨンドゥのこと好きにさせてから死なせるなんて、泣くに決まってんだろ。ロケットが「仲間が死ぬのは一人だけで十分だ」というセリフ、他の仲間たちはみんなクイルのことを心配しているのに、ロケットだけはヨンドゥが自分を犠牲にしてクイルを助けようとしてるって分かってる、その一言だけで観客を泣かせられるって凄すぎだろ。
あとは、ヨンドゥがクイルに言った「あいつは父親ではあったが、親父ではなかったな」という一言の衝撃もすごかった。説明過多で頭で考えずに見れる映画が増えている中、一言のセリフで泣ける、情景が思い浮かぶ、分からなくても無理やりついてこさせる、セリフが秀逸だなぁと感じた。vol.3ではロケットの過去が描かれるということで、とても楽しみになる作品でした。
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