どぅぐ

オデッセイのどぅぐのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.2
新年1本目

火星探査中の事故で、1人取り残されてしまった宇宙飛行士が、持ち前の楽観さと、科学の知識で、奇跡の生還をするまでのお話。

火星の殺風景な赤錆色の風景は、地球のどこかの砂漠地帯を彷彿とさせるけど、
その環境は地球と比べ物にならないほど過酷ということがわかる。
昼は放射線が降り注ぎ、夜は極寒の地。
そんな人間にとって最悪な地で、科学を武器に1人の男が乗り越えようとする姿は、本当にカッコイイ。
問題解決能力の高い植物学者であると同時に、ユーモアたっぷりなひねくれ者でもあるというのも、観ていて飽きなかった。
所々で流れてくるディスコ曲も、センスが良い。それ、合うの?ってくらいのバチバチにハイな音楽が、皮肉なほどマッチしているのも、笑ってしまった。

2021年は、この作品を皮切りに、どんどんSFを観ていきたい。
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