このレビューはネタバレを含みます
芸は身を助ける、これに尽きる。
事故から火星に一人取り残されてしまったマーク・ワトニー。
次の船が来るのは4年後。酸素や水を作る機械が壊れてしまっても終わりだが、何より食料が失くなって死ぬ。
そこで試行錯誤し、火星での食料栽培に乗り出す。何しろ彼は植物学者だったから。と言うお話。
じゃがいもの栽培に試行錯誤したり、次の船の着陸予定地まで試運転しようとしたり、通信方法を見つけ出そうとしたり、それらを全てビデオに記録する事で何とか自分を保ち、趣味の悪い音楽に苦笑いしたり、何度も失敗しながら地球への帰還を目指す。
一方地球ではすっかり死んだものとしてR.I.P...してしまっていたのだけれど一転、遥か遠くを写した望遠鏡の中で、マークが活動している所が見えた。
生きてるじゃん…！と沸き立つものの様々な問題から上層部では意見が割れ、更に地球でもトラブル続きで 助かるか～と思いきや…やっぱ助かるか～？の繰り返しで全く飽きさせなかった。
悲しみを抱えて地球に向かっていたマークを置き去りにしたクルー達が、いざ助けられる目があるとなると危険や任務が550日伸びようと即決する処とかも良かったなあ。
そしてマット・デイモンは良い感じに歳を重ねたなぁ、彼なら戻ってこれそう感がちゃんと出ている。
いやぁ面白かった。良質な宇宙ものはすごく楽しい。
全然配信に来る気配ないなと思ったら20世紀FOX。Disney傘下か～くそぉーと言う事でレンタルした。正解でした。
