ocho

オデッセイのochoのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.0
原作、火星の人でも有名な映画。

緊急脱出の過程で死んだと思われ、壮大な置いてけぼりをくらってしまった、主人公。
体に突き刺さった部品を自分で取り出し、縫合する様はさながらブラックジャック。痛そうすぎて見れない…!!

絶望的な状況でも、
諦めて死ぬか?抗うか?の狭間でなんとか前を向く様が淡々と描かれる。
終始嫌な予感のハラハラドキドキ映画なのだが、ポップなBGMと絶望的な状況の対比がよい。
近年のハリウッドは中国マーケットを視野に置いてるので、中国が大事なところで出てくるらしいのだが、こちらも例に漏れず…ちょっとだけ興醒めではあるが、リアリティある話ではある。

火星の人の文章もすばらしいとの事なので、いつか読んでみたい。
ocho

ocho