やっちくん

オデッセイのやっちくんのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
2.0
詳しいことは分からないけど、科学考証をかっちりしすぎた結果、淡々とした真面目な救出劇になってしまったと言う印象。

冒頭のジャガイモ宇宙サバイバル編は誰だってワクワクする最高の場面です。
ただこの時点で、主人公のバックボーンの無い変に明るい性格のせいで、絶望感とドラマ性が不足している事を感じてしまう。
中盤からは宇宙のマット・デイモンよりも彼を助ける地球の技術者がメインとなる。
これがまぁ面白味に欠ける淡々とした展開が続き、眠たくなります。原作があるから仕方ないのかもしれないけど、物凄く急ぎ足でキャラクターは最低限に描かれているようにも感じます。そこそこの尺の割に衝撃の展開も無いので、退屈。

そして、SFだから難しいのは仕方無いけど、難しいなりに理解しなくても凄さや面白さが伝わるのが必須条件だと思います。何だろう、今作だと何をしてるのか、何に向かって努力しているのかが解りづらく、物語にのめり込み切れません。
突拍子もないSFのが好みかもな~~~

寝ます!眠い!アド・アストラよりつまらないとは思いませんでした、期待損!
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