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オデッセイのKHのネタバレレビュー・内容・結末

オデッセイ(2015年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

宣伝とかポスター見てシリアスものだと思ってましたが、実際に鑑賞するとコメディっぽいので「あれっ?」と思いました。これやっぱりコメディなんですね。
ドナサマーの曲ホットスタッフの使い方が笑えるし。
昨今のハリウッド映画に目立つ中国絡みのシーンの登場で、「またか・・・」とガクっとしてしまいましたが、オリジナルの小説版でもNASAの打ち上げ失敗後中国が支援するそうなので、これは現在のハリウッドが中国資本や中国での映画ブームに支えられてることのメタファーとしてコメディ的に捉えることにしました。

「2001年宇宙の旅」のパロディシーン(無重力下の宇宙船内の丸い室内を円に沿って歩くシーン)も見られます。

主人公が世界中に見られているNASAとのチャット通信の最中に頭にきて発した言葉が映されず、この映画の視聴者の想像に任せるつくりになってましたが、(どこかのサイトに書かれていましたが、)オリジナル小説版ではその内容は「Look! A pair of boobs(見て!おっぱい)」らしいです。
これ知らなくて想像のままでよかったかも・・・

映画そのものはつい最近観たインド映画「きっとうまくいく」に近いような人生前向き思考を味わえました。

リドリースコットの最高傑作の呼び声高いとか言われてますが、これって思うに単により多くの人に見させるための宣伝文句じゃないかと。
そんなこと誰が何様のつもりで言ってるんだろ?
この監督の代名詞といえば自分にとってはやっぱり「エイリアン」。「オデッセイ」は普通に面白い。
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