ポンコツ娘萌え萌え同盟

ピンサロ病院2 ノーパン女医のポンコツ娘萌え萌え同盟のレビュー・感想・評価

3.3
例えばゾ●リはおならで隕石衝突を回避する話があったけど、それとは別にあなたはあの女医のコと恋をシて、セックスして彗星の軌道をずらして衝突を回避するの。貴方にはそのセックス・サイコキネシス(=セックスによって発現さるエネルギー。ある意味現象を確認するとセカイに影響を及ぼす超能力とも捉えられる。)があるのだから救済のためなの(所謂、貴方たちの恋はセカイを犯すためでなく、セカイを救うための恋)。勿論他のセックス・サイコキネシスを使える人材はあるけど、あなた達がいると更に強力な力を発現できるの(つまりソレによってセカイは救済される)。セカイを救うために貴方タチ引き合わされ、恋人になる運命なの。貴方達が繋がり、絶頂を迎え一体となる神様は人類に微笑みセカイは破滅を免れるだろう。でも共に絶頂が神様が微笑まなければここでオワリ。この先の世界もまた消滅するの。

なーんて電波ゆんゆんで、世紀末的な空気感のあるポルノ映画をよく許されたなぁと思う、ピンサロ病院の2作品目。1作品目は病院内で女医と患者で行われるセックスの中で不感症で新人の小野がフェラを通して覚醒していく内容に対して、本作では世界観はガラッと変わり彗星の衝突をセックスによって明確な目的とシナリオを持った作品に昇華される。その内で渉と育子のやや描写不足気味な恋物語が展開・・・されるには尺不足を感じる。
ポルノ映画自体が1時間前後な作品が大半だけど、正直本作は素材自体はいいんだし折角なのでもう少し描いてほしかった気持ちはある。また前作が単純に抜きとしてのセックスが強調されていた分に対して、本作だと前述のとおり明確に目的をもってしまったことで、前作程のセックスに対しての自由さを感じない。
抜きゲーならぬ抜き映画を目的に鑑賞するか、シナリオゲーならぬシナリオ映画で好みの分かれそうな前作と本作だが、ボクはシナリオゲー派なので雰囲気に関しては今作の方が好きだ。