アラバマ州立総合養護施設AIDBを舞台にした四部作のうち盲学校を撮影したもの。
小さいジェイソンが階段使って行って戻るシークエンスは、まるで冒険譚を見ているようでついつい息を詰めてしまう。ジョン・…
新たな世界が構築されていく感覚を一緒に体感することができるカメラワークが素晴らしかった。
階段の一段一段や、壁の手触り、点字の一文字一文字、ピアノ、声、人の手足や身体、風、音楽、祈り、様々なものが画…
シャルロットが校内を歩いて世界をその手で認識し、そして構築する生き生きとした冒険。
普段歩いている場所を無意識に歩いている我々と違うと思っていたら、上級生たちは結構普通に校内を歩いていて、安易な感…
ワイズマンは毎度のことだが、カメラワークに驚愕。
たとえば、
盲目の少年が学校中を歩き回り、ついに目指す教師のいる部屋にたどり着くシーンや、
杖を使って「地図」を、「世界」を構築していくシーン。
…
見ていたけど触れていなかった作品シリーズ
手探りで歩く盲目の子供をひたすら見守るように追う映像に、見ているこっちも目が離せなくなっていることを気づいたとき、やはりワイズマン凄まじいと驚嘆
情報を…
ブラスバンドによるへたくそな「ロッキー」のテーマ、唐突なズームイン、滑り台、一人でできるもん、「ザ・ウォーク」、淡々と問題児を諭す校長など良かった。
極め付けは終盤のダンスシーン、教育からの開放感も…
淡々と盲学校の教育現場が続くだけだけど不思議と飽きない。つうか階段の上り下りしたり廊下歩くだけでアクション映画。
冒頭のブラスバンドのロッキーのテーマ(超下手)ですでに胸熱だったりもするが(ブラスバ…
カメラが施設内に入る前に異様にその周縁の車の動きが撮られている。
視覚障害者の男の子が、手で壁を触りながら、廊下を歩き、階段を降り、廊下を曲がったらしながら、先生のところまで自分の解答用紙を持ってい…
初ワイズマン。『海は燃えている』などの説明しないドキュメンタリースタイルはやはりここから来てるんだろうなぁ。
盲学校の運営と生活をひたすら映すなかで、組織を動かすための権力構造が浮かび上がる。院長や…