ムギ山

怪獣の日のムギ山のレビュー・感想・評価

怪獣の日(2014年製作の映画)
3.0
ネットの『大怪獣のあとしまつ』関連の記事中で言及されていた短篇で、YouTubeにアップされていたのを見学。

ルックがもう普通の劇場公開作品のそれで、とても低予算の自主制作には見えないというのがすごい。やっぱこういうのは奇を衒ったりせず、物語を正面からきちんと物語ってくれるのが一番である。

欲を言えば、結末がこういう感じになるのはわりと早くから予想できるので、見せ方なり幕切れにもう一捻りあってほしかったということと、役者さんがいまいち上手じゃないこと。べつにテレビ的なオーバーアクトがいいというわけではなく、普通にリアルな喋り方ができる俳優もいると思うんだけど。とくに政府の役人の片方を演じた人(三沢幸育さん?)は、初めの方で主人公を怒鳴りつけたり、終わりの方で唐突に「踊らないか?」なんて言ってみたり、ちょっと一人だけ浮いてた感じ(これは脚本のせいでもあるかも)。
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