のんchan

ブロークンののんchanのレビュー・感想・評価

ブロークン(2012年製作の映画)
4.0
演技派ティム・ロスとキリアン・マーフィーのジャケに釣られてしまった💦
このジャケはあくまで日本人向けなのでダメ🙅‍♀️UK版はティム・ロスと娘役エロイーズ・ローレンス2人だけで雰囲気が凄く素敵✨

インディペンデント作品でサスペンス要素が強めだけど家族愛がテーマ❣️
監督は今後も期待のルーファス・ノリス💫
ちょっと映し方が『ショート・ターム』を連想させられた。色彩に拘りを持つ写真が好きそうな雰囲気が伝わって来た。
ヒロインの少女エロイーズ・ローレンスの演技がとってもイイ💖その後の活躍はどうなんだろう?


簡単に言うと3家族のご近所トラブルなのだが...
戸建の立地がこの映画に効いている。本物の住宅地を利用しているのか?
イギリスは珍しくないようだが、このようなロータリーのように円形の小さな広場を中心に玄関が向き合っている数軒の住宅(他の作品でも見た覚えある)だからこそのポイントになったと言える社会派の作品でした🌟


カニンガム家は父子家庭。主人公の11歳の少女スカンク(愛称)は1型糖尿病で日々注射を打たねばならない難病を患っているものの、明るくて何にでも興味を持つ成長盛り😊
父親のアーチー(ティム・ロス)、兄のジェド、家政婦カシャの4人暮らし。

向かいのバックリー家には、精神状態が不安定で引き籠りがちな青年(ロバート・エムズ)と過保護過ぎる両親が暮らす。

右隣のオズワルド家も父子家庭で、妻を亡くし娘に過干渉で癇癪持ちの父親(ロリー・キニア)とティーンエイジャーの3人娘が住んでいる。

この2家族にカニンガム家が巻き込まれていくストーリー‼️


興味津々で観たけれど、あまりに短期間で警察沙汰の過激な事件が起き過ぎるので、そこは、あ〜映画だな😒と思ってしまうが...
🤫それでは身も蓋もない💦

ちなみにキリアン・マーフィーはスカンクの家庭教師であり、中学の教師。そして家政婦のカシャと恋愛関係なんだけど...かなり地味な脇役です。

スカンクは生まれ持った病気と離れられず、どこか浮世離れした空想や妄想大好き少女。スカンクの視点で語られていくこの物語は、俄然ファンシーな色彩に染め上げられているのです。

家族愛、とりわけ親子関係に於ける大切なテーマが扱われている。
ことの発端は、隣家の次女が追い詰められた勢いで口から出た嘘だったけど、結果とんでもない事態になってしまう。
しかし重要なのは登場人物に本当の悪人は1人もいないところだ。


なんだか書いているうちに、書き始めた時の頭にあったスコアを上げたくなっている自分がいるわ😅
好きな人は好き💓が詰まっている作品でした😄



※しか〜し、Filmarksのキャスト順がまたあり得ません‼️
リリー・ジェームズがティム・ロス超えて1番乗りしてますが...はぁ?何役?どこに出てた?😮夢の中か??
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