このレビューはネタバレを含みます
英米圏でのonce upon~というタイトルによるあり得たかもしれない過去を描くというスタイルとはまた別に、冒頭の遺体探しから遅々として進まないプロットと解決しない事件。30分ほど過ぎたあたりで初め…
>>続きを読む第64回カンヌ国際映画祭グランプリ。
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作。
トルコの鬼才ヌリ・ビルゲ・ジェイランが2011年に手掛けたサスペンスで、遺棄された遺体の捜索に当たる人々の姿を見つめます。
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美しく静かに紡がれる157分の物語
S・クレイグ・ザラー監督のバイオレンス無し版て感じ?
バイオレンスな描写や衝撃的な出来事は何も起こらない。
これはもうその事後のお話。
でも全く飽きさせない…
ちょっと見たことがないくらいのテンポ感。尺の使い方に関しては『ブルータル・ジャスティス』に似たものを感じたけど、それ以上かもしれない。描写や会話がいちいちリアルで長い。特にオープニングから死体発見ま…
>>続きを読むりんごってあんなに転がるものなのかしら?
村長の娘をみんなが二度見する一連の流れ笑える。
検事はあそこまで告白しなくてもいいとは思ったものの、クラーク・ゲーブル似と言わせるためにわざわざ調書を取って…
ある殺人事件の実況見分から遺体の検死解剖へ至る警察や検察、解剖医たちの行動が描かれる。
劇中説明的台詞がほとんどない。
ゆっくりと時間が流れ、他愛もない登場人物同士の会話でほとんどが占められている。…
イランのキアロスタミ的な静かな余韻を残しながら、社会性のあるテーマを物語にまぶしていく演出スタイル。眠い日に見ると失敗する。オフビート。
トルコという国の特殊性、イスラムと欧米化の社会的な歪みみたい…
なんだかとってもキアロスタミ。生き返ったか転生したのかと思って何度も確かめちゃった。
ご飯美味しそう、世界三大料理の一角を占めるだけあるなトルコ。本場のトルコ風呂の映像も見て、ああこういうことか、…