昔々、アナトリアでに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「昔々、アナトリアで」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

稀有な傑作。ただし、一度見ただけでこの映画のすごさのわかる人は限りなくゼロに近いのではないだろうか。

冒頭部分では3人の男が酒を飲みながら談笑している。うち二人は殺人事件の容疑者とされる兄弟で、犬…

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Shaw

Shawの感想・評価

4.7
09.08.2023
02.10.2024

これは今後も見続けていきたい一本。現代映画でデジタル撮影なのにまるでタルコフスキーを見ているかのような。ジェイラン最高傑作はいまだにこれじゃない?
Omizu

Omizuの感想・評価

4.3

【第64回カンヌ映画祭 グランプリ】
『雪の轍』ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。カンヌ映画祭でグランプリを受賞、トルコ・アカデミー賞では作品賞など10部門を独占したという。日本では劇場公開されず、…

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事件の真相に迫っているようで迫っていない。何気ない会話が多く物語の具体的な輪郭が掴めず少し難解な作品ではありましたが淡々としたショットや環境音がジワジワと染みてくる。
検事とドクターの会話が印象的で…

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はじめてのとるこえいが

BGMがない為、作中の物音や自然の音、息づかいなどがよく聞こえ作品に取り込まれる感覚になりました。捜査官たちの会話劇が中心で会話のなかに伏線が張り巡らされていておもしろかっ…

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4nobu

4nobuの感想・評価

4.5
リンゴが川に流されて吹き溜まるシーンが印象的。このシーンだけで作品の力量が感じ取れる。
mA

mAの感想・評価

4.4
夜の闇と光の使い方が美しい
この監督の映画は、長く静か、劇的なことは起きないのに全く飽きない。会話の質が高い!
遺された者たちの物語。
深夜、一人静かに観たい映画🌃
一

一の感想・評価

4.1

トルコの巨匠 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品

第64回カンヌ国際映画祭で自身2度目となるグランプリを受賞したサスペンスドラマ

広大な草原地帯で殺人事件の遺体を捜索する男たちが織り成す人間模様を…

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アナトリアに吹く風と葉の擦れる音。輪郭を照らし出す強烈なオレンジ色の光と。

夜がそれぞれの人生の重さと孤独を炙り出し、娘の美しさがこの世へと引き戻す。
朝になりそれぞれの生をまた生きる。
死は予想…

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sunflower

sunflowerの感想・評価

4.5

これまた凄い作品に出会えました。

アッバス・キアロスタミ監督のジグザグ三部作を見ているような、はたまたタル・ベーラ監督の長回しシーンを観ているような心地良さを感じながら、この2時間半に身を委ねてみ…

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