間違いなく『おくりびと』を先に観るべきだったと思うが、「オナニーしてたらタイムスリップしちゃった」っていうあらすじに興味わきすぎちゃって初ロマンポルノ。巷のAVなんかより全然エロい(というかなまなましい)んだけど別にエロが観たくてみたわけじゃないからそれはそれでキツいし、思ってた10倍くらい濡れ場が長すぎるもんだから具合悪くなってきちゃってヘッドホンを安いイヤホンに切り替えて乗り越えた。絶頂でタイムスリップするっていう破茶滅茶様なんだが、よくよく考えてみると速い車でタイムスリップするなんかより妙に説得力あるし、割とそれっぽさもあって笑った。タイムスリップした先も西川師匠とイーストウッド(タリントとは笑)が首脳会談してたりヨドバシカメラが飛んでたりと絶妙な雑さが軽くておもろい。何がしたいのか全くわからん長尺の濡れ場にも実は何か意味が隠されているのかもしないと思って心を無にして画面を見つめるのだがもちろんただのセックスであまりのつまらなさに目眩すら覚えたが(今更すぎたモザイクもワロタ)、不快指数MAXの数分等を乗り越えた今は不思議と悪い気分ではない(疲)。全然観なくても良かったが観てなんか強くなった気がする。ラストの掛け合い好き。
