映画を観たあとにmiss you alreadyという原題を見て涙が止まらなかった
母が乳癌で闘病生活が長かったからこの映画は痛いほど沁みた
胸の切除後にも10年は癌の転移・再発のリスクがあると医者に告げられた母と、僕ら家族の10年の記憶が甦った
弱みを見せてはいけないと気丈に振る舞うミリーと母が重なり、胸が締め付けられた
ミリーは抗癌剤を飲む選択をしたが、母は飲まない選択をした
女性の尊厳と誇りを守りたいという母の思いを尊重しての親父の選択だった
この映画を見たひとには抗癌剤以外の治療法もあるということを知ってもらいたい
少し前に、切除してから10年目をむかえ、担当医に「もう病院に来なくていい」と言われたことを僕に告げる母のあの表情が忘れられない
そしていま、母ちゃんは超元気だ。
救われた母ちゃんを大切にしたい