早く観とけば良かったー😭✨
炭鉱モノと実話ベースにハズレなし!
そしてLGBT当事者達の内面や家族背景に涙、涙…。
1980年代のイギリス、サッチャー政権下。LGBTの若者達が、ストを行う炭鉱村に支援を申し出る話。
今作は、タイトルになっている「パレード」のシーンなんてほんの少し。
でも観終わったら、皆がパレードに力強く参加したい気持ちになるはず。
邦題がイケテナイけど、私の気持ちにはピッタリだから許す(笑)
時代背景をよく知らなくても、とても分かりやすくてスムーズな展開。
過激な描写や、余計な胸糞展開もほぼなし。
身構える必要がなく、かといって物足りない浅さもなく。
美しいウェールズの風景や、会話の余白も心地よい。ユーモラスなシーンもたくさん。
歌声が重なり合うシーンは、まるで『レ・ミゼラブル』だったー🥹✨
調べてみると、日本にも「東京レインボープライド」のようなイベントがあるし、現代は多様性を自然と受け入れられるような雰囲気に近づいてきたかもしれない。
それでも、家族や友達、勤め先であっけらかんとカミングアウトできる空気はあるだろうか?
大らかそうな芸能界ですら、自死を選んだLGBTQ+(年々長くなっていくのね)のタレントを思い出すと、日本はまだまだ暮らしにくいのだろうと思ってしまう。
私の身近にも、人知れず悩んで苦しんでいる友達や家族がいるかもしれない。反応が怖くて言えないのかな。誰のことを好きだっていいと思うんだけど。本当にもどかしい世の中だ…。
今作の、ウェールズの炭鉱夫を支える女性達がこれまたカッコ良かった。啖呵切ったおばちゃん、マジ最高👍
ウジウジ考えるより、とにかく声をあげたり行動すること。
それが大きな力や助けになるんだね。
日本人に足りないところかもしれないね。
無知が恐怖に繋がる。
子供達には、人権についてしっかり教育していきたい。
誰かと団結したくなる、素晴らしい作品でした🚌🏴