このレビューはネタバレを含みます
こりゃあすごいな…
ここまで知性と品性を感じない作品は久しぶり。
やる気のないJK二人組はバイト先のコンビニ地下に眠るミニナチ軍団を復活させてしまいそいつ等とバトるって、おバカ映画好きな自分にはたまらなく魅力的なあらすじだったんだけど、内容は限りなくゆるゆるのスッカスカ。
中身が空洞になってて空気100%のクリームパンのような映画。
底上げを限界突破して最早フタをぶち抜いてるセブンの弁当のような映画。
ビッグサイズピザポテト買って開封したら中身1枚だけだったって感じの映画。
映像や演出、編集等は割と良さげに、センスを感じられる作りになってるのでパッと見は面白そうにみえるのがまたいやらしいw
そもそも敵であるミニナチが全く脅威を感じないw油断してると尻にツッコまれてヤられてしまうが、JKでも対抗できるほど弱々しい存在なので一体何にハラハラするのやら。
人物紹介時のChiptuneなBGMとドット表現が割と好きだったんだけど、あんなに多くのキャスト紹介しておいて再登場したの探偵の人だけだったのもスカし具合が酷かった。
序盤から飛び交う下品な会話の数々でSAN値を大幅に削られた上で極悪なテンポといつまで経っても面白くならない展開がなかなかしんどい1本でした。
バットマンの物真似のくだりがほんの少し面白かったのと、大体立ち位置が向かって右のコリーンがかわいかった。