12月30日

起終点駅 ターミナルの12月30日のレビュー・感想・評価

起終点駅 ターミナル(2015年製作の映画)
3.1
かつての恋人に再会。これから二人で新たなスタートに踏み切るところで彼女を失ってしまう。それから25年、他人との関わりを避けて、国選弁護人として一人静かに暮らす。ある時、弁護を担当した女性との交流で止まっていたものが動き出した。

釧路を舞台にした映画。不器用にしか生きられない男、生きているだけでいい、そんな雰囲気から始まる。そこから女性との交流で、微妙な心の動きを描いている。佐藤浩市の生活感のある様子はある意味新鮮だ。表現が深い。
思ったよりも本田翼の演技がいい。不幸せな、無理して生きてる、という感じは案外似合ってた。
12月30日

12月30日