こばまさ

ポイントブランク 標的にされた男のこばまさのレビュー・感想・評価

3.4
リュ・スンリョン目当てで鑑賞。
これ『この愛のために撃て』っていうフランス映画のリメイクらしい。
そんな事とは露知らず、いつも通りの完全な韓国映画になってたけどね。


-殺人事件の現場に居合わせた謎の男ヨフン(リュ・スンリョン)は、何者かに撃たれ瀕死状態で病院に運ばれる。
ヨフンの治療にあたった医師テジュン(イ・ジヌク)は、仕事から帰宅した翌朝、これまた別の何者かに妻を誘拐されてしまう。
そこから、殺人犯に仕立て上げられたヨフンと、妻を誘拐されたテジュンの、危険な逃亡劇が始まる-

“リュ・スンリョンって、こんな役もできるんだ‼︎”


まあまああり得ないストーリーかつ、巻き込まれ型のサスペンスアクション。
それでも、韓国が作れば面白い。

とにかく本作は、控えめに言ってもリュ・スンリョンがカッコいい!
『7番房の奇跡』や『エクストリーム・ジョブ』のイメージが強い彼だが、この作品ではひたすらにアクション俳優と化していた。
そういう印象が今まで全くなかったので、コレは新鮮でしたね。

その他の俳優陣は、観た事ある様な無い様な微妙なラインの人たちばかり。
でも、これがまたみんな良かった!
しかも、女性が結構出てくるし、それぞれの見せ場もあって画的に飽きない。

そんな中でも、一際目立つキム・ソンリョンという美魔女を発見。
こば韓レーダーがピコンピコン言っておりました。
どうやら『ザ・コール』『毒戦』『依頼人』と過去に3作も観てる筈なのに、今の今まで気付かなかった模様。
え?めちゃくちゃチョイ役とかだったのか?うーん…真相は闇の中。


前半は登場人物の構図が若干分かりづらいけど、中盤で全てが繋がってスッキリするし、ラスト20分はそれまで溜まったフラストレーションを全て解消してくれます。

最後の最後のシーンは、あんまり必要じゃなかったけど。


無理矢理まとめると、ノワールまではいかないし、色々とツッコミどころは満載なので…
これは韓国映画好きな人にしか、オススメはしません!以上。
こばまさ

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