殺し屋と狙われた男を描いたフランス映画の大胆アレンジ作。
フランス映画の方は知らないけれど、とても面白く骨太で好きでした。
組織に追われる2人の男が真相を暴くため体を張って立ち向かう、というベタなストーリーですがまとまりが良くて爽快。
韓国映画特有の血みどろ血まみれバイオレンス!という印象がそこまで強くないのは主演の2人がどことなく品があるせいかな。
イ・ジヌクが医者役で組織から追われる身という設定が似合ってて良い。
韓国映画の主役ってみんな腕っぷしが良くて銃の使い手でとにかく不死身で…なんだけど、このイ・ジヌクは、力は無いけど知性で精一杯戦います、という感じで好感を抱いた。