鑑賞記録&感想
【初視聴】
これは余命わずかの僕と、僕が生きるために消してしまった「かけがえないもの」の物語。
世界は愛であふれてた。
~あらすじ~
主人公は30歳の郵便配達員。愛猫キャベツとふたりぐらし。母を病気で無くしてから、実家の父とは疎遠になっていた。恋人はおらず、別れてしまった彼女のことをまだ想っている。趣味は映画鑑賞で、映画マニアの親友が一人だけ。そんな彼が、ある日突然余命わずかの宣告を受ける。呆然とする彼の前に、自分と同じ姿をした悪魔が現れて言った。「世界から何かひとつ、ものを消すことで、1日の命をあげよう」・・・。悪魔のささやきに乗せられた主人公は、次々とものを消していく。電話、映画、時計、そして、猫。ところが、何かを消すと、大切な人たちとの思い出も一緒に消えてしまうことになり・・・。
⚠ネタバレを含みます⚠
なかなか設定的にも面白い作品でした。
僕役に佐藤 健くん、元カノ役に宮崎あおいさん、親友役に濱田 岳くん、お母さん役に原田美枝子さん、お父さん役に奥田瑛二さんと実力派俳優ぞろい。
そして時より使われたCGは完成度が高い。
南米アルゼンチン🇦🇷での回想エピソードは映像的にも綺麗でとても良かった。【イグアスの滝】
寿命が1日延びる代償として、これまでの人生においての大切な思い出、ものが跡形もなく次々と消えていく。
しかも生き延びられるのはひとつにつきたったの1日だけ...非常に悲しい(T_T)
🐱が大好きなので猫だけは、猫だけは消さないで~とドキドキハラハラ心配しながら観てました、心臓に悪いよ...😮💨
そして悪魔(分身)の囁きによりかけがえのないものを失い、人の大切さに気づき、徐々に“死”というものを自分なりに冷静に受け入れていく。
お母さんの手紙には心を打たれました。
本当に優しくて良いお母さんだなぁ。
キャベツ~良かったね~🥲🐈⬛🐾
音楽は小林武史。Good👍🏻
『私が死んでもこの世界はいつもと変わりない朝を迎えるのかな?』
『生きてやる~!』
『おはようツタヤ、タツヤだけどな!』
『ありがとう、生まれてきてくれてありがとう』
【ロケ地】北海道 函館市