「泣かせます!」系が得意じゃなく、プチファンタジー✫も苦手で、全編通して暗いのも(ものによるけど)好きじゃなく、猫も佐藤健も宮崎あおいもこれといって好きではなく、特に興味ないんだけど劇場公開中に観ようとしてた(結局時間合わなくて逃した)作品。
なんでだろう?なんでだっけ?って思ってたんだけど、本編観てる最中に思い出しました。
誰かが「 つまんないけど濱田岳がすごく良い 」って言ってたからだ。
で、結論。良いのは濱田岳と奥田瑛二。
それ以外は特に。記憶にも残らないんだろうなあというかんじ。
濱田岳はほんとによかった、あーやっぱりすきだー。
この作品に限らないけど、岳が泣くと一緒に泣いちゃう。
『ずっと…あいつの観る映画を選ぶのは俺の役目だったのに…』
チャプターでいうと【映画】。
ツタヤと僕の出会いから、世界から映画が消えるまで。
あそこだけで評価するならたぶんスコア4.5くらいつけてる(笑)
あとは世界に映画が戻ってきてからのふたりの対話かな。
泣けたなー。
奥田瑛二は、チャプター【父】
やっぱりキャベツのとこ、だめだよねずるいよねー。
中盤でのキャベツとの出会い観たときは「そんなキセキみたいな物語あるかいwww」ってなるんだけどね。完全にわたしの好きなタイプのやつ。
やっぱり映画は渋いオッサンに限るなあ。脚本で褒めたいのはここくらい。(笑)
それ以外は、うーん。
とりあえず彼女と僕の出会いのありえなさでまず冷めたし
佐藤健の声聞き取りにくいし
ところどころ、本当に細かいところでもう少し工夫したら
もう少し雰囲気よくなるんじゃないの、みたいなところが
目についてしまってダメでした。
あ、でも、色彩がすごくきれいだなあと思った。
海外のシーンはもちろんなんだけど、
空の「青」の感じとか。
雰囲気映画っぽさがあるなあ。
なのにあの、世界から物が消えるときの不安定なCGとか
突然恐怖を煽るような演出をするからガチャガチャなのでは。。。
良いところと悪いところの差が大きすぎる作品でした。
濱田岳がいなかったらクソ映画だったなあと思います。